前回に続き刺繍とは全く関係ないのですが、、
東京メトロ各駅で配布されているフリーペーパー『metro min.o メトロミニッツ』9月号
[ 特集 ] 日常をプレミアムに変える Good Day Product に紹介して頂きました。
モデル、建築家、アートディレクター、イラストレータ- など色々な分野で働く人へのインタビューです。
モノから始まるプレミアムな時間、
単に機能的な価値だけでなくその物がある事で暮らしが少し豊かになる、そんなプレミアムな時間をもたらしてくれる大切なモノは何ですか??
との事、、
うーん。
で、私はいつも使っているラ・ロシェールのグラスを紹介しました。
ラ・ロシェールは1475年創業のフランス最古のガラス工場で
ビストロでは定番として使われて来たクラッシックな形から、今ではデザインの種類も様々ですが、
私が使っているグラスは分厚くて割れる事もなく扱いが楽、そして安い。
なーんにも気を使わなくていいグラスなんです。
と言う様な事を書いて頂きました、、、
メトロで見つけたら是非見てみてください。
日本語のサイトを見つけました→ラ・ロシェール
モノ繋がりで先日パリで見つけたモノのを一つ紹介します。
1800年代後半に作られたがま口の小物入れです、
既に壊れている為使えませんが、良く見るとこれ全部ガラスビーズなんです。
刺繍ではなくチュールに織り込まれて作られていますがこの頃はチュールも手で作っていたので
恐るべき仕事。。。
そして私にとっては少し夢が広がったモノでした、
というのも、うちのアクセサリ-のnano シリーズ (ピンズ、ネックレス、ピアス)に使っている黒のガラスビーズはこの頃~1930年代に使われていたもので、まさにこのサイズのビーズです。
でも黒しか持っていないので、今まで色々な所で探していましたが、
見た事もないと言われたり、見つけられませんでした。。
でも今回この小物入れを発見して、もしかしたら何時かいろんな色のビーズがストックで出て来るのでは!!
と希望が、、
一般の方が持っている場合なかなか出て来る事はないし、めぐり会うのも難しいですが、そもそも
アクセサリ-に使っているこの黒のビーズはパリの5区にあるレコード屋さんのムッシュがもっていたもので、
ムッシュのお母様が刺繍職人だったらしく、ひょんな会話から譲って頂いたビーズなので、
この時の様に偶然から手に入る事もあるのでは??と願って。
出て来て欲しいな、、
1mm以下のこのビーズは 1cmに16粒が並びます。
お盆休みの時期に入りました。
私はもうお休みを取ってしまったので、クリスマス時期の企画準備が始まっています。
その他、ちょっと面白い仕事もいろいろ、、、
さて今回購入してきたアンティークの材料の一部を教室でも販売しております。
ユーロ安や、地下のストックから大量に購入した事もありかなり価格を下げていますので
是非見てみて下さいね。
それから、、、
(株)宝島社『InRed』9月号にてチラッと自宅が出てきますので探してみてください、
あっ刺繍は関係ないです。
こちら
株式会社ハースト婦人画報社『ELLE mariage』no.11
paarty’sのヘッドドレスを紹介して頂きました.
まだまだ暑いので水分とって熱中症に気を付けてくださいね☆
こんにちは、
5日間のギリシャ、パリへ戻って5日間を過ごして日本へ戻ってきました。
すったもんだ、何でこんな事が起こるんだと言う事も多々、、珍道中話を教室でしています。
色々と写真を載せてみます。
イドラ島は今回で2回目、この島は車も自転車も禁止、船で港へつくとロバがまっています、
ロバに乗っても良いのですが、炎天下の中住民の為のお水や荷物、工事の為の石など
何でも運ばされているのをみると、可哀想で乗れません、
因に生活に使うお水は全てアテネから船で運ばれてきます。
こちらは滞在先の知り合いのお家、
ここから港もよく見えます。
テラスに面したキッチンもあり、夏の間は朝,昼、晩,全ての食事を外のテーブルでとります。
南フランスやイタリアの少し緑かかった海の色とは違い、濃紺の海、
前日の食事で残ったお米をタッパーへ入れて潜りに行ったら、怖いくらい魚が集まってきてしまい、
そして大群に追いかけられました。
島猫がそこら中にいて、食事をしていると餌をくれる人を捜しにやってきます。
このテーブルのマダム達が餌をくれると分かったら、あっという間にこんな感じです。
また船で島の裏側へ行き沖でイカリを下し泳いだり、船の上でピクニックをしたり。
野外映画を見たり、バカンスらしい時間を過ごしました。
寝る時間以外は外生活、真っ黒になってしまいました。
パリへ戻ってからは、材料探しや打ち合わせ、蚤の市、夜映画を見たり、パリ市庁舎前の野外スクリーンでオリンピックを見たり、
歯医者さんまで虫歯がないか見てもらいに行きました。
またパリから100キロ程の郊外のTroyesという町のMaison de l’Outilへも行きました。
ここは道具ばかり展示をしているmusse でトンカチ、ノコギリ、斧、クワ、定規、天秤、,,etcを集めた展示。
またワイン、靴、製本、手袋、ミンクやきつねの襟巻きまで、、etcの20世紀あらゆる物の製作に使われてきた道具が無数に、、、
ここは面白かったです。
※サイトから動画を見たい方は Servicesの項目からAnimations scolaires へ行くとご覧になれます。
見つけた面白い材料や、アンティークのサンプルなども多々、生徒さんは是非教室へいらした時に見て下さいね。