こんにちは、
熊本阿蘇caf? Tien Tien のイベントも無事に終わり、昨日東京へ戻って来ました。
熊本報告はまた後日致しますね。
さて、先にこちらから 今月号『SPUR』でコラボ作品が紹介されました。
FENDIの人気シリーズ「バゲット(BAGUETTE)」が今年誕生15周年を記念して、
イベントや写真集出版、キット販売など様々な企画が準備されているようです。
バケットは刺繍を取り入れた作品も多く、アトリエでは記念に出版された写真集を購入し生徒さんも交え
『ここはどんなテクニックなの??』とか日本人では考えないような色使いについて話していました、
そして嬉しい事にSPUR×FENDI の刺繍キット製作の依頼がやってきました!!
早速編集者の方が持って来て下さった刺繍キットはクロスステッチ用の生地で出来たバケット、
それにカラフルな刺繍糸、針、指ぬきがセットになった物でした。
まずはデザインをしてメインの刺繍を先に、、
maison des perlesのイメージで動物、吹出しを使いやはり会話になる刺繍にする事にしました。
また普段のアクセサリ-とは違い刺繍のテクニックも色々と混ぜて、立体感を出したり、
素材感で面白さを出しました。
動物の選抜は形と色のバランス、モコモコの羊に首の長いキリン、
少し赤を入れる為に選ばれたニワトリは羽根の部分にスパンコールを立たせて刺し羽根っぽさを出しました。
シンプルな形でシルバーを置くと全体がしまる宇宙人は絶対。
そして吹き出し、
キリンが羊に『 純ウールなの??』
羊 『100%』
ニワトリからキリンと羊に(当たり前の会話に対して) 『馬鹿だね』
宇宙人が皆に対して 『私は皆の会話を聞いていますよ』
という感じで簡単な話を作りました。
また背景はキットに入っていた色の中から刺繍に合いそうな色を選びジーと見ていたら
ヒョウ柄??自分の選んだ色はヒョウ柄にピッタリという事で決まり。
カバンをあけるとこんな感じ
羊は寝ていて、キリンは無言、ニワトリは2匹に対してビックリしています。
そんな皆に宇宙人は『素晴らしい』と言っています。
裏面には” Nous avons tous quelque chose ? dire ”(私達は皆何か言いたい事があります)というフレーズ。
パターンを取って裏地をカチッと付けポケット部分にmaison des perlesの織ネームも付けさせて頂き
FENDIとのダブルネームに!!
持ったらこんな感じです。
裏地のおかげで形も崩れません。
※バケットの名前の由来は、フランスパンのように小脇に抱えて持ち歩けるところからバゲットと名づけられたそうです。
オークションの詳細を含め是非SPURで見てみてください。
またオークション終了後展示も予定されている様なので実物を見る機会もあるそうです。
また詳しくはブログにて報告致しますね。